深紫外波長 ヒトコロナウイルス229E
15秒以内で検出限界不活化

株式会社東通研(本社東京都豊島区要町、斎藤太郎社長)は、自社開発した深紫外波長放電管(18w spiral lamp)技術を使用したヒトコロナウイルス(Human Corona virus 229E)国立感染症研究所試供へ深紫外波長253.7nmの照射に困る不活化試験実施を認定非営利活動法人バイオメディカルサイエンス習志野研究所で行い高い有効性を確認しました。

当社は36年に渡り紫外線放電管の開発、製造で培った知見と技術を活かし、感染症インフルエンザウイルス対策及び麻疹ウイルスの深紫外線放電管を使用した不活化試験を1996年度からバイオメディカルサイエンス習志野研究所で評価頂き高い有効性を確認してきました。

現在、この技術を水、空気の浄化に応用した創作通じて、医療機関向け防護服を着用したままの状態でウイルスを不活化後安全を担保した状態で防護服の処分を可能とした装着開発(特許申請済み)、ウイルス感染症予防対策として介護施設向け空気清浄機の開発を進めています。当社は安心、で安全な暮らしを支えていくことを目指しています。

今後も当社のコア技術通じて持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

人に感染するコロナウイルス(Human corona virus)の1種、新型コロナウイルスCOVID19のゲノム遺伝子配列はSARS-Co-V-2と同等であり、小児が冬季にかかる風邪の原因ウイルスであるHCoV-NL63/OC43/HKU1/229Eのゲノム遺伝子も同じ確率で配列されています。
新型コロナウイルス不活化ヒトコロナウイルス不活化の試験結果に準じます。
(国立感染症研究所報告)

不活化とはウイルスや細菌の遺伝子情報を破壊して増殖できなくする(感染力失わせる)事です。

医学、薬学、獣医学、農学、生物学を専攻する国立感染症機関、研究機関、大学等の専門家により構成された認定特定非営利活動法人。

試験実施方法:
深紫外波長を一定時間照射後ウイルス不活化状況測定。

試験結果:ヒトコロナウイルス229E (ATCC VR-74O)
照射距離150mm 照射時間10秒 不活化99.99% 15秒検出限界値

試験結果:インフルエンザウイルス(H3N2)
照射距離150mm 照射時間10秒 不活化99.99% 15秒検出限界値

UV事業部長鈴木淳一記載

深紫外波長253.7nm 因る H3N2インフルエンザウイルスとヒトコロナウイルス229Eへの有効性

試験実施期日:2020年12月14日-2021年1月12日

実施機関:認定特定非営利活動法人バイオメディカルサイエンス習志野研究所

使用光源: 253.7nm 340mA 60V 18W 深紫外波長放電管

試験主任者:習志野実験施設 常任理事 水越幹雄先生

使用ウイルス:H3N2インフルエンザウイルス ヒトコロナウイルスVR740

試験実施方法:
シャーレにウイルス希釈液を投入し、深紫外波長一定時間照射。照射後ウイルス感染価をplaque法にて測定。

試験結果:
インフルエンザウイルス、ヒトコロナウイルス10秒 99.99% 15秒以内で検出限界値。

新型コロナウイルス不活化試験結果
照射距離150mm 15秒検出限界値

光源

時間(秒)

ウイルス感染価

残存率

深紫外波長
253.7nm
線量 40mJ/cm
(中心輝度)
実験照射距離
150mm

0

730000(PFU / 0.1ml)

100%

10

1800(PFU / 0.1ml)

0.2465%

15

<10°検出限界

0.00078%

20

<10°検出限界

0.00078%

30

<10°検出限界

0.00078%

40

<10°検出限界

0.00078%

50

<10°検出限界

0.00078%

ヒトコロナウイルス プラーク試験